
今週は平日に二日間も会社を休んだのですが、疲れて一日中家に居てPCを眺めていたりすると、まったくロクなことはありません。
案の定、こんな魅力的なモデルカーを”幸運にも”見つけてしまい、即ゲットすることに・・・
これは、古の日本グランプリ出場車やフィギュアなどをモデル化してくれているQ-モデルが30周年を記念して製品化したトヨタ7ターボ!

1969年の日本グランプリに5リッターのニュートヨタ7で出場したものの、日産R382に勝つことが出来なかったトヨタ・ワークスが1970年の日本グランプリを制すべく、それにターボチャージャーを装着して850馬力を超えるパワーを絞り出したモンスターマシン・・・その重量は僅か620kgという狂気ともいえるスペックでした。
しかし・・・


1970年6月に、R383を開発中だった日産が突然『公害対策に専念する』という理由で日本グランプリ不参加を発表。続いて主催者のJAFがグランプリの中止を決定し、活躍の場を失ったトヨタ7ターボがその姿を観客の前に披露できたのは、富士1000kmレースの前座として与えられた3台によるデモランが唯一の機会となったのでした。


そしてこのQ-モデルが再現しているのはまさにその時のトヨタ7ターボ。
オレンジ色は細谷四方洋のマシンと左手を挙げているそのフィギュア。
嬉しいことに久木留博之(黄色ヘルメット)と川合稔(黒ヘルメット)のフィギュアも並んでいます。


モデルカーの魅力は、小さな空間でのその再現性を堪能することにあると思うのですが、それ以上に、そこから湧き上がってくる想像力を楽しむことにあるんじゃないかと考えます。
もしも・・・
1970年の日本グランプリが中止にならず、行われていたとしたら・・・
川合稔もCan-Am出場のための試作車のテスト走行で死なずに済んだかもしれませんし、なによりも・・・・


こんな光景を、僕たちは目にすることができたのかもしれませんねェ。。。。
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