
きょうは(正確に言うと既に昨晩ですが)、会社の元同僚と久々に飲むことになったので、やってきたのは老舗BARや正統派居酒屋と風俗店やラブホが混在している、ある意味都内で最もノスタルジックで猥雑な街、湯島でした。

まだ早い時間帯だというのに、メインストリートには怪しげなカップルや多くの客引き・・・
これも、ちょっぴり懐かしい昭和な光景、この古い歓楽街を魅力的に見せる一種のスパイスなのかもしれません・・・


で、目指すはそんな猥雑な通りから一歩入った路地に店を構える、
割烹「屋久水」。
実を言うと前々から一度行ってみたかった店なんですよねェ・・・
どうです?このタイムスリップ感満点の佇まい!



暖簾をくぐり、木戸を開けて店内に入ると、そこはまるで小津安二郎の映画にでも迷い込んだかのような錯覚を覚えさせる、懐かしくて優しい空気に満たされていました。店を開いてすでに42年・・・ということは1975年の創業なので、ちょうど高度経済成長がオイルショックによって急停車してしまった、今では遠い昔のようにも思える昭和真っ只中の頃なんですねェ~

そんな、”時間旅行”を脳内で楽しみつつ、まずはビール。
この「屋久水」、名前の由来はオープン当時屋久島から伊勢海老を仕入れ、それを活かすための大きな水槽があったからそう名付けられた・・・
なーんて話を白い割烹着姿の似合う上品な女将さんから伺いながら、お通し、扇型の器に綺麗に盛り付けられたお刺身をいただきます。




そして煮物に天婦羅・・・
この頃になると、外の寒さも手伝ってか早くも熱燗は三本目に突入・・・

締めは茶そば、最後にデザートのグレープフルーツをいただいてオナカもココロも大満足です。いやァ~久しぶりに素材を活かした薄味の和食を堪能させていただいたのですが、このカウンターミニコース・・・なんと3700円!
新橋のサラリーマンの懐にも優しくてちょっと感激です。
なによりも古き良き昭和の時代にタイムスリップできて且つこの値段なんですからねェ・・・



あくまでも静かな佇まいの店をあとに、駅へ向かうべく通りに出てみると
相変わらずポン引きたちがたむろする、なんか郷愁を誘う歓楽街の光景が再び目に飛び込んできたのでした。。。
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