先日、昔の青梅線を走る電気機関車の画像を送ってきてくれた、
僕の会社のSL撮影の師匠である同僚K氏から、またしても貴重な写真が届きました。
それは、1970年・・・
K氏が小学校6年生の時に上野駅で撮影したものなのですが、
そのカメラはなんと、Canon ダイヤル35!
ところでこのカメラ、みなさん御存知でした?


Canon ダイヤル35は、1963年に発売されたハーフサイズのカメラなんですが、そのスパイカメラを思わせるあまりにもカッコいいスタイルは、僕も昔から憧れていました。同年のグッドデザイン賞を受賞し、北米輸出向けにベル&ハウエル ブランドでも生産されたという名機・・・・
今でも欲しいくらいです。
おまけにネットで見つけたプロモーション用写真(↓)のステキなコト!!
ヤバい・・・記事書いてて冗談抜きでGetしたくなってきた・・・

さて本題です。
1970年のある日の上野駅でのひとコマ・・・
ホームに到着した常磐線特急のキハ81系「ひたち」。するとその先頭車両に作業員がへばりついてヘッドマークに手をかけ・・・


・・・外してしまいました!
そして新たに「いなほ」のヘッドマークを装着!!

これは当時の国鉄が、キハ81を秋田まで「いなほ」として往復させ、空いている時間は既に電化されていた常磐線で「ひたち」として稼働させるという、ある意味”過重労働”をさせていたことの証拠写真!?
しかし小学生ながら、そんな決定的シーンをその頃は当然目立ったであろうCanon ダイヤル35で定点観測するなんて・・・
サスガは”師匠”だよなァ。。。
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