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きょうは気温が低めだったので、早朝 大黒PAまでE-TYPEを走らせたのですが、湿気が多いせいか今ひとつ涼しく感じられなかったので早々にガレージに戻ってきてしまい・・・
でも、まァやることも特にないのでガレージの本棚に眠る昔の雑誌をパラパラとめくっていると、なんとも思い出深い一冊が・・・

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それは、「スクランブル カー・マガジン」1981年3月号。現ネコ・パブリッシングが当時まだ企画室ネコと名乗っていた頃、まだ月刊化されていなかった今の「カーマガジン」です。
クルマに本格的に興味を持ち始め、セリカ・リフトバックに乗っていた大学生の頃、ごくたまに書店に並ぶこの薄っぺらいクルマ雑誌はなんだかちょっと気になる存在で、立ち読みしたり時々買ったりしていたのですが、表紙をかざっているBowさん描く真っ赤なディーノ246GT・・・
そのイラストのあまりの素敵さに思わず即買いしたのがこの号なんです!

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そして、それまでディーノの存在すら知らなかった僕の目に飛び込んできた、シルヴァーの246GT・・・
食い入るように読んだあの頃を思い出して、きょうは再び文字を追ってみることにしました。
(拡大できますのでご興味ある方はぜひ・・・!)

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で、あらためて読んでみて気がついたのですが、毎回楽しみだったこの「スクランブル カー・マガジン」の特集、『THE CAR which we loved』って、この号のディーノから始まったんですねェ~
それともう一つ、
実はこの特集には二台のシルヴァーにペイントされたディーノが登場するのですが、
そのうちの一台と僕は、一度会ったことがあるんだということ・・・

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記事によると、片方のディーノはエンジンOHを行っているのですが、それを受け持っていたのがかつて目黒にあったスリーブランチ・モーターワークス!
この雑誌を買って数年後に青いMGミジェットMk4を手に入れた僕が整備のためにスリーブランチを訪れた時にたまたま写した写真に、10-59のナンバープレートも同じディーノが!

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前述のように、この「スクランブル カー・マガジン」で、そして毎回の巻頭特集である『THE CAR which we loved』に影響を受けて、英国車党になるべくMGミジェットに僕は乗るようになったのですが、泣く泣くそれを手放してステップアップすべく検討したクルマが、今のジャガーE-TYPEとこの号にて強く感銘を受け、僕の心に深く刷り込まれたディーノ246GTでした。

その結果は、皆さん御存知の通り。

でも、もしあの時ディーノを選んでいたら・・・
維持しきれずに今頃は手元には残っていなかったでしょうね・・・きっと。

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ディーノ206/246GTは今年でちょうどデビュー50年なんだそうです。
半世紀も前に生まれたにもかかわらず、その輝きは色褪せることなく、テクノロジーの進化した現在のスポーツカーたちを今もなお圧倒する・・・

『THE CAR which we loved』の、第一回目に登場したのも頷けますよネ。。。

※白いモデルカーは京商製の1/43です