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きょうはまるで、真冬のような寒さになってしまいましたネ。
おまけに、雨・・・
ところで、昨日の昼間は久しぶりに晴れ間ものぞいたので
外で飯を食べることにしました。
最近では旧い建物がどんどん更地になり、ほどなく見たこともないようなビルが建つようになった新橋界隈でも、烏森口付近には、まるで時代から遅れをとったかのような一角が未だに残っています。

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息を潜めているかのような路地・・・
そこを通って烏森神社を過ぎ、広い通りを渡ってやってきたのは・・・

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・・・少し前の記事でも御紹介した、
懐かしのフォーク喫茶「香林坊」でした。
前回の記事の時は夕方だったので閉まっていましたが、今回はちゃんと開いています。

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さっそく中に入って久々に会ったマスターに挨拶して、以前と変わらない堅いビニールレザー地の椅子に腰掛けると、プレゼン資料を鞄に詰め込んでこの店に通った日々が瞬時に思い出され・・・
壁に飾られた井上陽水のアルバムも、昔のままだよなァ~

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アイスコーヒーを飲んでいる間も、近くの官庁街の方や近隣のビジネスマンがひっきりなしに訪れて、以前にも増して流行っているようでこちらまでなんだか嬉しくなってしまいます。

古めかしいスピーカーからは、長渕剛が・・・

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さて、「香林坊」でしばしのタイムスリップを楽しんだ後は、
近くにある鰻屋、「吉田屋」へ・・・

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目立たない路地に入ったところにある、このノスタルジックな構えの店は、元々は明治中頃に亀戸天神近くで開店したそうです。
そして昭和20年3月10日の東京大空襲で焼け落ち、しばらく休業・・・
戦後の昭和25年にこの西新橋の地で再興し、今に至るそうな。
現在の建物は多少の手直しはあるもののその当時のままなので、すでに67年の歳月を経てきたことになります。

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暖簾をくぐって中に入ると、右手にはカウンターに調理場、左手には2つのテーブル席、テレビからはNHKの選挙番組が・・・
これまた昭和の時代に迷い込んだような不思議な錯覚。
古き良き佇まいの店内に、今が21世紀であることを証明するモノは、TVモニター以外には皆無です・・・

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で、僕が頼んだのはうな丼。
食べ始めようとすると、二階のお座敷からサラリーマンとOLの四人連れが賑やかに降りてきましたョ!

昔のサラリーマンは、きっとこういった店で昼飯を食べて、さっきの「香林坊」みたいなところで珈琲を飲んで、悠々と昼休みを過ごしていたんだろうなァ~
今みたいに仕事に追われてコンビニで済ます・・・なんてコトなしに。
ってな事を思いつつ、味わい深い鰻を・・・

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時代遅れの西新橋ランチ・・・
それは空腹を満たす美味さだけではなく、なにか忘れかけていた人間味をも感じさせてくれるひとときなのでした。。。