
そして黄色いヘルメットを小脇に抱え、不敵な面構えの藤巻潤・・・
これは、1966年に公開された映画『銭のとれる男』の劇場用短冊ポスターです。
そういえば5年くらい前のこのブログの記事で、会社の同僚N氏が手に入れたポスターを御紹介しているのですが、トリミングの仕方のせいか今ひとつE-TYPEかどうかが不明瞭でした。でもこの小さなサイズのポスターではもうバッチリ!
ライトカヴァーにレース用の飛散防止用テープを使用している姿は、紛れもないシリーズ1のE-TYPE OTS です!

クルマ・トランペット・ジャズクラブ・レース・オンナ・・・
この田宮二郎があたためていた(?)企画、三保敬太郎が音楽担当とレースシーンのアドバイザーを努め、ライバルに藤巻潤、女優陣には江波杏子や水谷良重!
そして総天然色映画・・・と、昭和の時代のゴージャスでカッコいいとされる要素をテンコ盛りの内容!?
それにしても『カー』と『ペット』に『パンチ』と『ムード』だって・・・
このワードの選択、いやァ~シビれますねェ~
それにしても『カー』と『ペット』に『パンチ』と『ムード』だって・・・
このワードの選択、いやァ~シビれますねェ~
でもあんまりヒットしなかったのか、ビデオやDVDなど皆無で現在では観ることが叶わぬ作品のようです。
嗚呼、一度観てみたいよなァ~

ところでこのポスターが面白いのは、裏面が充実していること。
単に劇場に張るだけではなく、キャストやあらすじ、宣伝文句や放送原稿まで備えられているのです。(画像は拡大出来ますので御興味ある方、読んでみてください)
おまけにチラシなどの印刷物に使えるように、映画タイトルロゴの縦横別の紙焼きまで!
まるでこのポスター1枚あれば、この映画のプロモーションは万全・・・とでも言わんばかりです。う~ん・・・実に用意周到??
しかし・・・
果たして『銭のとれる男』・・・肝心の銭はとれたんでしょうかねェ~?


なーんてコトを思いながら、

そのポスターを、
映画にも登場する ” 銭を喰らうクルマ(?) ” の上に置いてみたのでした。
嗚呼、僕もちゃんと『銭のとれる男』になんないと、コイツを養っていけないんだよなぁ~
嗚呼、僕もちゃんと『銭のとれる男』になんないと、コイツを養っていけないんだよなぁ~
コメント