今週の後半も日本各地では雪が降るそうです。
サラリーマンになると、通勤の妨げになるので雪はすっかり悪者になってしまいました・・・
でもかつては、同じ雪にトキメイた時代を経験した方も多いのではないでしょうか・・・
そう、このユーミンの名曲『サーフ天国、スキー天国』のように。
今から40年近く前の1980年にリリースされたこの曲は、松任谷由実10枚目のアルバムである『SURF & SNOW』に収められていたのですが、これ、僕がちょうど就職が決まったばかりの大学4年の時・・・
その頃はクルマに夢中でスキーに行くなんて余裕もなかったけど、アルバムをカセットテープにダビングして、当時乗っていた白いセリカLBをドライブしながらよく聴いたものでした。
で、社会人になってようやく、金曜の夜に渋谷に集まって、同期入社の男女数人でスキー場を目指して関越自動車道をクルマ何台かで飛ばしたり・・・
渋滞した高速を降りて一般道をひたすら進み、雪が見えた時には歓声があがったりしたっけ。
自慢のHONDA プレリュードを運転してきたヤツがうっかりチェーンを後輪に装着して、笑いをとっていたのも今となっては懐かしい思い出だったりします。

ところで・・・
そんな、まだスノボなどなくスキーが今よりもオシャレな憧れのアソびだった頃・・・ユーミンの『SURF & SNOW』の世界観を連想させてくれる、ちょっぴりノスタルジックなホテルが、この志賀高原ジャイアントスキー場にあるホテル「アルペンブルク」なのかもしれません。
まるでスイスの山小屋のようなステキな外観・・・
実は行ってきたばかりの、会社の後輩でこのブログにもよくネタを提供してくれているSG氏がレポートを送ってくれたのですが、彼がここで”発見”したのが、
マツダが出していた「スキーロータリー」という冊子。
なんとそこには1977という文字が!

「アルペンブルク」のロビーに置かれていたややクタビれたスキー雑誌・・・
それは、まるでユーミンが歌にした世界がそのまま冷凍保存されたような輝きを放っていたのでした!



もちろん、コスモ、サバンナ、ルーチェ・・・
当時のロータリーエンジン搭載車の懐かしい広告も素晴らしいのですが、
ゲレンデで楽しんだあとの・・・ロッジのカフェテラス、そしてレストランにディスコ・・・
大学生だったあの頃に憧れた光景が満載です!





当時のスキーファッションも見ていて面白いんですが、
そういえばリバティベルなんてスキー場だけでなく、大学のキャンパスでもよく見かけたよなァ~
今のモンクレール並みの人気でしたョ!


さて、ファッション以外に当然スキー板なんかも紹介されているのですが・・・


これ・・・今の時代だったら完全にアウト!
大炎上しちゃうよなァ~
だってサーフボードじゃなくてスキー板なのに直接関係ない水着のモデル、唐突に思いっきり出しちゃってますもん。
なんせ今の世の中って、F1の華、グリッドガールまでもが廃止されてしまうほどの過度な人権意識に支配されてしまっていますからね~
なんせ今の世の中って、F1の華、グリッドガールまでもが廃止されてしまうほどの過度な人権意識に支配されてしまっていますからね~

でも、1977年・・・まだ表現に対して人々がおおらかだった旧き良き時代ならではの、
これがホントの SURF & SNOW
ってコトなのかナ。。。

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