最近ロシアワールドカップばかり観て睡眠不足のせいか、
モデルカー造りが進んでいません。
やはり著しく集中力が低下してしまっているようなんです・・・
なのでワールドカップが終わるまではもうサッカーに集中(?)するしかなさそうなのですが、今夜・・・というか明日早朝に行われる試合、アルゼンチンーナイジェリアが楽しみでなりません!
メッシ擁する前回準優勝のアルゼンチンが不調のまま沈むのか?それとも・・・??
深夜3時のキックオフ、観ようかなァ~どうしようかなァ~~


ところで、
そんなことを考えていると、
アルゼンチンといえば・・・
ふとガレージの片隅に眠っているある本の存在を思い出しました。

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別冊サッカーマガジン秋季号、『アルゼンチン'78』!
そう、今からちょうど40年前にアルゼンチンで開催されたワールドカップの特集号なのです。
参加出来るチームは現在の半分の16チーム、僅か1チームしか出場出来ないアジア・オセアニア地区からはイランが出場、スコットランドに1-1で引き分けた以外はペルーに1-4、オランダに0-3とレベルの差を見せつけられたカタチとなりました。

では日本はといえば・・・
韓国・北朝鮮・イスラエルとともにアジア1次予選グループ2に組み込まれた日本は北朝鮮の参加辞退により結局3チームによるホーム&アウェーのリーグ戦で戦うことになったのですが、日本赤軍がテルアビブ空港乱射事件を起こしていたがためにイスラエルとのホームゲームは危険な(!)日本で行うことは許されず、イスラエルのテルアビブで2試合が行われるという変則的なものとなりました。

結果は1分け3敗の惨めな結果に・・・

当時は月面よりも遠いと思われたワールドカップのピッチ、
40年後によもや6度目の参加で2試合して勝ち点4を得ているなんて・・・
あの頃は想像もできなかったよなァ~

ちなみに予選のイスラエル戦や韓国戦のメンバーには、晩年の釜本やその後ドイツに羽ばたいた奥寺、そして西野朗!の名前があったんですョ!
結果的に、彼にとってはこれが唯一参加出来たワールドカップ予選となったんですよね~


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さて、掲載されている広告もなかなか懐かしいものがあります。
前回の1974西ドイツワールドカップでクライフのオランダを倒して世界チャンピオンとなったベッケンバウアーを起用した adidas!

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アシックスの広告にはジャパンカップで来日したコベントリーシティ・・・
どん底状態だった日本のサッカーを復活させるべくキリンビールの協力で始まった現在のキリンチャレンジカップに続く歴史ある大会・・・第一回の国立競技場で行われた日本代表vsコベントリー、見に行ったんだよなァ~

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で、大会はルイス・メノッティ監督率いる地元アルゼンチンが決勝で延長の末にオランダを3-1で撃破。
16歳という最年少で既に代表デビューを飾っていた神童マラドーナは結局招集されず、ケンペスやアルディレス、ルーケやベルトーニなどの活躍で初の世界チャンピオンに輝きました!

天才マラドーナを外して地元でタイトルを逃せば・・・
そんな重圧も、きっと彼らの背中を後押ししていたのかもしれませんねェ~

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ちょうど40年前の栄光・・・
マラドーナ~メッシというアルゼンチン神童伝説(?)の萌芽が見え始めたのがこの大会だとすれば、メッシが自ら最後の大会と公言している2018ロシアワールドカップはその終焉とも言えそうです。

果たして、アルゼンチンの運命は・・・?




さて、同じくこの本には、
日本のサッカーファンとしてはとても気になる名前も載っていましたョ!


ポーランド代表のメンバーリストの中の背番号5番、
アダム・ナバウカ!

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そう、明後日の木曜日に日本代表が決勝トーナメント進出をかけて戦うポーランド代表のナバウカ監督そのヒトなのです。
1978年のアルゼンチンワールドカップではヤングヒーローとして活躍・・・

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世界のサッカーファンがその試合が行われていることすら気にもとめなかった極東でのアジア1次予選で、初のW杯を夢見つつも惨敗に終わっていた西野朗と、その夢の舞台で華やかなデビューを飾っていたアダム・ナバウカ・・・そのふたりが40年後には監督としてワールドカップ本大会のピッチで全てを賭けて相まみえる・・・
なんだかワクワクする、サッカー歴史絵巻!

果たして西野の、日本代表の運命は??

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待っているのは生か死か?

アルゼンチン!
そして日本!!

だから、ワールドカップにはココロ奪われるんだよなァ。。。