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さて、一昨日訪れた蒲田で鰻を食べたあとは、ほろ酔い加減で昭和の面影を残すアーケードをフラフラと・・・

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で、駅に戻って電車に乗る前に、とある場所へ寄ってみることにしました。



そこは東急プラザの屋上・・・

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そう、都内屈指のレトロな遊園地、「かまたえん」です。

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素朴な園内には銀色にペイントされたバスや電車の東急車輛・・・

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そこにはちゃんとJR京浜東北も乗り入れ?してたりして・・・

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しかしこの「かまたえん」で特筆すべきなのは、
この小さな観覧車なんです!

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カラフルにペイントされた、なんともレトロ・フューチャーなカプセルが九つ・・・

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この都内唯一の屋上観覧車は、今からちょうど50年前の1968年に設置され、1989年に現在の二代目になったのですが、東急プラザ蒲田の一時閉店にともない2014年には閉鎖となる予定でした。しかし存続を望む声が多かったことから取り壊しを免れて今に至ります。


↓コチラが初代(HPより)
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安住の地を得たせいなのか、実にゆっくりと、長閑に回る観覧車・・・

ところで僕は観覧車って不思議な乗り物だと思っているんですが、
閉ざされた空間で移り変わる光景をじっと眺めている間に、1次元、2次元、3次元を自分自身が動いた挙句に元の場所に戻る・・・
昔、横浜博が開催された時に出来たコスモワールドの観覧車では、乗り込んで一周して降りてきたときには記憶喪失になってしまっていた中年男性がいた・・・
なんて記事を朝日新聞横浜版の記事で見かけたこともありましたが、
この場合は4次元まで”旅”をしてしまったということなのか・・・???

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だから僕も怖いモノ見たさ!?
せっかくなのでこの半世紀前の観覧車、体験してみようかなァ~

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ということでワープ代?300円を払い・・・

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係のオネーさんに紫色のカプセルを開けてもらって・・・


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さァ、4次元?の旅へ出発です・・・




風のせいなのか、
グラグラ揺れながらも小さなカプセルは上昇・・・

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東急池上線や多摩川線も俯瞰で・・・

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そういえば、東横線の学芸大学に住んでいた子供の頃、
東急電鉄の一大ターミナル、終着駅だった蒲田に行ってみたくて目蒲線(今の多摩川線)に乗ってやってきたことがあったよナ。
確か小学3年生くらいの頃・・・
確か雨の日・・・
そうそう、
帰りは池上線に乗って旗の台で乗り換えて帰ったんだっけ。

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そんな、もう50年以上前の光景がふと脳裏に浮かんできましたョ・・・

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半世紀前の、小さな観覧車から眺めた景色・・・
それは眼の前に広がる2018年の東京の姿だけじゃなくて、
いろんなモノが甦ってくるんですねェ。。。