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さて、金沢・長町の武家屋敷がある小径には、九谷焼を販売している「鏑木商舗」があります。昔ながらの風情ある日本家屋・・・

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創業文久5年(1822)なのでほぼ200年近い歴史を持つこの老舗で、金沢土産の九谷焼を物色です。

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靴を脱いで店内に上がると、そこには所狭しと色とりどりの九谷焼の数々・・・
さすがに作家物は高価でとても手が出ませんが、日常使いの器は思ったほど高くはなかったので何点か購入しました。

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そして金魚マニア?の僕としては、
こんなのも連れて帰ることにしましたョ!

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で、あまり長居をすると散財しちゃいそうなので早々に退散して、品のある日本家屋や昔ながらの看板建築・近代建築を眺めながらブラブラと・・・

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やってきたのは、武家屋敷からほど近い金沢聖霊修道院聖堂でした。

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金沢聖霊病院内にあるこの教会は、スイス人建築家のマックス・ヒンデルによる設計で昭和6年に建てられたのですが、だからでしょうか?
赤い屋根に白い壁面、尖塔や窓の周りの緑・・・
木造ロマネスク様式のその外観は、チロル風?
アルプスの少女ハイジが出てきそうな実に可愛らしい姿です。

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色づいた木々に白い柵も、メルヘンの世界・・・
モノトーンイメージだった同じ長町にある武家屋敷とはなんとも好対照な存在です。

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嬉しいことにこの教会は行事実施時以外は見学自由なので、さっそく中へ・・・

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親しみやすさのなかにも荘厳さを備えた素晴らしい空間が、そこにはありました。

いかにも地元の人達に愛されてきたことが伝わってくる温かみ・・・
右半分が畳敷きとなっていることからもそれは窺えますよネ。

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黒漆のような円柱、
アーチの縁取りやステンドグラスに繰り返し使われる青と黃、そして金・・・
いかにも金沢らしい色合いだよナ・・・

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薄い紫のステンドグラスも綺麗だ~

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ところで九谷焼は、現在、赤・緑・黃・紫・青の五彩の絵付けが主流なんだそうですが、そういえばこの教会には外観・内観併せてその色が全て印象的に使われていたんですねェ~
そういった点でも、いかにも金沢らしい近代建築だったんだなァ~って思わず感心してしまったのでした。。。