さて、少し前にエンジンを積んだフェラーリ250GTOを1/87スケールでつくったばかりなのですが、
今度はその後期型である250GTO64がどうしても必要になってしまいました。

1964年に投入された、ピニンファリーナデザインの空力特性を追求したマシンで、
スマートなデザインは250LMにも通じるんですが・・・

そんなモノを1/87でリリースしているメーカーなど皆無!

ならば自分で作るしかないか・・・
ということで、
さっそく前回同様プロポーションの良いブッシュ製の250GTOを手に入れました。

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で、この図面でいうと上のスタイルを下に変えていかなければなりません。
まァホイールベースや全長・全幅は一緒のはずだからなんとかなるか・・・?
それにしても特にキャビンまわりは結構違うよなァ~



250GTO 62 & 64



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ということで、到着したばかりの250GTOのフロントピラーをいきなり切って!?
おお・・・GTOスパイダーじゃん!!!

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で、切り離したルーフを後方にずらしたりしながら現物合わせでカタチを整えていきます。

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ここまで来ると、やっと250GTO64っぽくはなってきました。
フロントウインドウを傾斜をつけて拡げたり、エアインテークを埋めたり、ルーフ後方を作ったり、サイドスリットを増やしたり、、窓枠を洋白線でつくったり、フロントマスクを変更したり・・・


前回のときも登場したゴールドのドナーと比べてもだいぶ違うスタイルになってきました。

しかしここで、プロポーションを忠実に追求していく上では致命的なことに気づいてしまったんですョ・・・
GTO64のキャビンの横幅はオリジナルGTOに比べて結構短いんですよねェ~
だからしっくりこない感じもしたんだなァ~
でもそれまで再現するのは既製品のミニカーをベースに改造するレベルでは無理かも・・・

ということで気を取り直して、


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このままでは全体のカタチも把握しにくいので、試しに苦手な塗装を・・・
こんな小さいサイズの塗装をするなんてはじめてでしたが、
まァなんとかなったかな!?

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塗料が乾く間に内装を作ることにしたのですが、
今回はエンジンは省く代わりにドライバーを乗せてみることにしました。

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さあ、次は最も苦手な透明パーツ。
フロントウインドウをヒートプレスで自作しなければなりません。
果たして上手くいくかなァ~???