ホンダRA272・・・
1965年、1.5リッター時代のF1最終戦、メキシコグランプリに於いて初めて日本車として世界を制した、実に記念すべきマシンです。
それは国産車として初めてなのはもちろん、
ドライブした米国人ドライバー、リッチー・ギンサーにとってもタイヤをサポートしたグッドイヤーにしても初の栄冠でした。
そんな、クルマ好きにとっては忘れられない傑作マシンを、今回は1/87で再現!
ところで、
今まではフェラーリにしろジャガーにしろアストンにしろ、
ベースとなるモデルカーがあったんですが、
このホンダRA272のベースは・・・ミニカーなんて出てないよネ???
で、実は今回ベースにしたのは、
なんと、アサヒ飲料の缶コーヒーWONDAのオマケ!!
食玩なんですよねェ~
食玩という意味では『タイムスリップグリコ』でもRA272は海洋堂の原型のものが出ているんですが、
それは約1/64だしちょっとプロポーションに難が・・・
対してこのWONDAのほうは、ほぼほぼ1/87。
形状もまあまあいい感じです。
なので、もしもの時?のスペアカーも準備してさっそく製作開始。
まずはバラして整備・・・
日の丸やHONDA、GINTHERの印刷部分はそのまま使いたいので、パーティングラインを全部キレイにしようと思ったんですが、どうしても一部は残ってしまいます。
おまけに底板がダイキャスト製なので加工しにくく、それ前提ですすめることに。
ボディと一体でシルバーに塗られたウインドウスクリーンを塩ビ板でヒートプレス、
そしてプライザー製のフィギュアをリッチー・ギンサーに改造する前提で仮乗車!
シーンとしてはピット内を想定しているので上体は起き、顔は上がっています。
ステアリング、ロールバー、メーターパネル、ゴーグル、エグゾースト、フロントサス・・・
イメージとしては上から、前から、順番に作業する感じですかねェ~
リア・サスペンションを真鍮線を駆使して作ったときに、元のオマケと比べてみました。
ちょっとスクリーンが高いかなァ~?
でもステアリングやメーター、フィギュアを押し込んでるんで仕方ないか・・・
遂に完成した1/87 ホンダRA272 & リッチー・ギンサー・・・
指に載るマイクロサイズ、
まるで白いバッタみたいな感じですかねェ~???
ナショナルカラーを身にまとった1960年代の細身なグランプリカーは、
よく葉巻型と呼ばれるのですが、
さしずめコイツは『煙草サイズ』のマシンですねェ。。。
さすがです!
手のひらに乗せて、コーヒーブレイクですね!
夢似 様
細か過ぎて見えるか見えないか…って感じで作ってました。
写真撮る時にもcocoの毛が付いてて娘に取ってもらいました〜〜
食玩とは良い発想ですね。
葉巻型ならぬ煙草サイズ~
ジオラマはメキシコGPで決まりですね!
ofc 様
おっしゃるようにメキシコGPのジオラマ用に作りました!
ただしマイナーなマシンをもう一台作らねばならず、
さすがに連続で作るのは疲れそうなんですよね〜〜
ドライバーの顔の表情まで再現され、今回も素晴らしい作品に仕上がりましたね・・・👍
1/87はまだまだモデルカーが少ないので、食玩は狙い目です。
最近ではガチャガチャも含めてチェックしております〜〜
今回も素晴らしい出来栄えですね!
XK120 様
ありがとうございます!
一番好きな1.5リッター後期に出場して勝ってくれたRA272にはもう感謝しかないですね〜〜